【初段からの勉強法:その4】将棋ソフトで検討しよう

この記事でわかること
・将棋ソフトで検討することの利点
・将棋ソフト利用時の注意点

黒妖精
黒妖精

プロの先生達も将棋ソフトで検討してる人が増えたんだってね。

緑妖精
緑妖精

そうだね。
でも、将棋ソフトを使う場合は気をつけたほうが良いこともあるよ。

人間の感覚と違うから、取り入れ方が難しいんだ。

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将棋ソフトで検討するとは?

将棋ソフトはパソコン上で動くソフトウェアで、指し手や局面の解析を行うことができます。
上手く利用することで、自分の指し手の正確性や判断力を向上させることができます。
今回は将棋ソフトを利用して検討する方法について紹介します。

将棋ソフトを使うには?

まず、将棋ソフトをダウンロードし、インストールします。
細かい方法は他のサイトが詳しいのでそちらを参照下さい。

インストールとエンジンの設定が終わったら、自分の棋譜を読み込ませて解析します。
棋譜全体を将棋ソフトに解析させることで、どこが良かったのか悪かったのかがひと目でわかります。

将棋ソフトで検討することの利点

将棋で負けた場合、どこで悪くなったのか、どうすれば良かったのかを理解しないと、次回以降の対局に活かすことが出来ず、棋力アップに繋がりません。
しかし、自分一人で考えても、どこがポイントだったのかすらわからないことも多々ありますし、正解かどうかも難しくてわからないことも多いです。

その点、将棋ソフトで解析・検討すると、どこがポイントだったのかや、(人間に指せるかどうかは別として)一応の正解手を示してくれます。
それを参考に、自分の手の改善点を見つけ、次からの対局での改善につなげることができます。

将棋ソフト利用時の注意点

便利な半面、注意が必要な点もあります。例えば以下のような点です。
・将棋ソフトが示した手が必ずしも正解とは限らない
・仮に正解だとしても人間が考えて指せる手では無い場合がある
・自分で考えなくなり、棋力が向上しない
・自分らしい手を見失い、棋風が崩れ、結果的に強くならない

これらのことを理解していないと、強くなるどころか、逆に人間相手だと勝率が落ちることもありえます。
ある程度自分で振り返って考えることや、ソフトが示した手でも自分が指せる手なのかどうかを考えるなど、結局は自分自身の頭で考えることが棋力アップに繋がるということを覚えておきましょう。

まとめ

将棋ソフトを利用することで、より簡単に対局の検討が出来るようになったのは素晴らしい進歩です。
しかし、将棋ソフトを利用する際には、あくまでも自分自身の指し手や判断力を向上させるための「道具」であることを忘れないようにしましょう。
実際の対局では、自分一人で考えるしかないのですから。
将棋ソフトを活用して、より高いレベルの将棋を指せるように頑張りましょう。

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